So-net無料ブログ作成

エルバール王国におけるティータイムのお話 [裏話]

 こんにちは

 今回は裏話。しかも「お茶」についてですw

 いや、本編も外伝も進まないからとか、そういうわけでは・・・ゲフゲフ・・・( ̄∀ ̄;

 91章はもう少しで出来ます。はい、あともう少し。出来れば92章から回想に入りたいので、夕方オシニスの部屋を訪ねるところまで書きたいのですが、今ひとつうまく流れてくれなくてあちこち見直し中というところ。

 さて、うちの小説にしょっちゅう出てくる「お茶」


 お茶の時間にたくさんのお茶菓子を並べてのんびりティータイムという習慣は、エルバール王国全体に根付いています。もちろん貧民街で生きる人々にはそれほど縁のない話ですが、それでもお茶の淹れ方やお茶菓子の作り方などは、すでに一つの文化として人々に受け入れられています。なので、午前中にお茶、食後のお茶、午後のお茶と、一日三回はお茶の時間が設けられています。もっとも工事現場みたいなところではなかなかそうもいきません。とは言え、午前と午後にお茶が振る舞われるというのは、どこの職場でもある、と言うことになっています。

 なのでレイナックやオシニスが「独り身でもうまいお茶が飲めるように」なんて理由でお茶の淹れ方を勉強していたりするわけですね。そう言う文化はクロービスの住む北の島でも根付いていて、ラスティの雑貨屋ではおいしいお茶の葉を仕入れて販売しています。お茶菓子については、城下町のようにお菓子を売る店があるわけではない地方の小さな町などでは、菓子を作るための材料やレシピ本などがよく売れます。女性達が集まってお菓子教室を開いたりしているのですが、最近は男性でもお菓子作りに興味を持つ人が増えている、なんて話もあります。

 お茶と言うことで思い出した話を一つ。

 管理人の子供がまだ小さかった頃、当時勤めていた会社で一緒に仕事をしていた友達から聞いた話です。その人の子供が熱を出して病院(このあたりではかなり大きい公立系の病院です)に行ったところ、外来の待合室はかなり混んでいて、随分待たされたそうな。それでもどんどん呼ばれて診察室に入っていたのに、突然それがぴたりと止まった。少しして診察室の中からコーヒーの香りが漂ってきた、と言う話。友達は怒り心頭。こんなに混んでるのにお茶を飲んでいるとは何事か、というわけです。ここの管理人もその話を聞いた当時はそう思いました。

 しかし

 今改めて思い返してみると、それほど混んでいたと言うことは、先生は休みなく診療をしていたのではなかろうかと。医者だって人間です。忙しければ疲れます。疲れてミスりましたではすまないのがお医者様。そのお茶の時間は、先生がほんの少しの間疲れをとってリフレッシュするための、貴重な時間だったのではないかと。

 その友達とは当時の会社が傾いてお互いリストラされて以降会ってませんが、今では看護師さんになったと言う話です。これは会社を辞めて少しの間年賀状のやりとりがあったのでそれで知った話です。ある意味逆の立場になったわけですが、今頃はお元気なのでしょうか。まあ子供さんはうちの子より年上でしたのでとっくに大人になってると思いますけどね。

 まあそんなわけで、ほんの5分10分でも休んでリフレッシュというのは大事だと思うんですよ。エルバール王国のお茶の時間だって、別に30分ものんびりしているわけではありません。クロービスが王国剣士だった頃は時計が普及していなくて時間の感覚も曖昧でしたが、現代編ではある程度時間で動くようになっています。お茶を淹れて、飲んで、お茶菓子をつまんでちょっとおしゃべり。せいぜい15分程度の時間をのんびりする程度でも、仕事の精度は上がるものです。

 ところで、お茶の時間に登場する「お茶」の主役は紅茶です。しかしライラのようなコーヒー好きもいて、南大陸で産出されるコーヒーも、けっこうな人気である、と言うことになっています。

 ちなみにセーラズカフェのマスター、ザハムですが、彼は用心棒時代からコーヒー好きでした。それが縁でセーラと結婚することになったくらいです。このあたりの話も作ってはあるんですけど、作っただけで出せる状態にはありません。ザハムが用心棒をやっていた当時というと、クロービスが王国剣士になる前からの話ですから、当時はまだまだコーヒーなどは「贅沢品」でした。町の中で普通にコーヒー豆を売っているところも少なく、ザハムは南大陸の産地から、豆をわざわざ取り寄せていたほど。ただ当時からお茶の文化は王国に根付いていましたから、娼館であれ「お茶の時間」は存在しました。そこでザハムは1人でコーヒーを淹れてのんびりしていたというわけです。用心棒というと金で雇われた腕自慢ばかりでしたから、どちらかというと彼らの好みは酒。そう言う意味ではザハムは用心棒達の中では異質な存在だったのでしょうね。

 ちょいと話が逸れましたが、特に現代編の中で頻繁に出てくる「お茶」については、こんな設定の元に作っていますよと言うお話でした。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。